【台北一人旅01】台北食べ歩きという名のフードファイトをしてきました
2019.06 台北一人旅フードファイト00
ふと思い立って、一人で台北に行ってきた。6月頭の台北は梅雨真っただ中で雨が多いイメージだけど、茘枝も愛文芒果も旬を迎える時期で、とにかく果物の美味しい季節。なので、この時期の台湾が結構好きだったりする。今回、雨にも全く降られずラッキーでした。
前回の台湾旅行はこちら。季節も違うし、全然違うもの食べてる。
【週末台北01】タイガーエア搭乗記。深夜?早朝?羽田発桃園行き。
羽田深夜発桃園行きタイガーエア
今回は往復ともタイガーエア台湾で手配。機内の様子なんかは、前回の旅行記をどうぞ。
【週末台北01】タイガーエア搭乗記。深夜?早朝?羽田発桃園行き。
珍しく部署の飲み会に顔を出してから、21時頃羽田空港へ。1時間待ってシャワー浴びて、ここ最近定番になってるお寿司。
コスパ良くないし、毎回こんな贅沢したくないのでそろそろ止めたいのだけど…(笑)けど今回、どれもネタが良くて美味しかった。イワシ、アジ、カツオ、マゴチ、イカゲソ辺りを堪能。
23時半頃、到着フロアに移動して仮眠。まだあんまり寝てる人いなかったけど、2時半頃起きたら周りも皆横になって寝てた。
5:25出発予定だったので、チェックイン開始は2:55の予定。2:40頃カウンターに向かうと、既に列になっていたので並ぶ。予定より少し早目にチェックイン開始。前回も思ったけど、なかなかスムーズです。
チェックイン完了後は、保安検査、出国審査と抜けて、免税店を一瞬見た後(お目当てがあったのだけど売り切れだった!泣)、自販機でお水を買って搭乗口付近へ。1番乗りだった様で、ガランとしていて、静か。ここでもベンチ3席使って仮眠。チェックイン前も合わせると、合計4時間半くらいは横になって寝れたかな。
5時過ぎに搭乗開始。ほぼ定刻通りの出発。で、あっという間に桃園国際空港に到着。ターミナル1です。
桃園空港からMRTで市内へ。三重乗り継ぎが便利でお勧め!
ちょっと並んだけどスムーズに入国。空港内の中華電信のカウンターで、3日間のSIMカードを購入。朝8時からやっている様です。中華電信のSIMカードは羽田空港や成田空港でも購入可能なので、日本から買っていくのも有りだね。ただ、5日間のしかないのが難点。1400円なので、現地での時間を買う意味では良い気もするけど。特に深夜・早朝に台湾に着くなら便利そう。
台湾用プリペイドSIM|Telecom Square
前回の台湾旅行で悠遊カード(台湾のPASMO)を買ったのだけど、うっかり忘れて来てしまったので、今回は可愛い柄をゲットするべくコンビニに行ってみる。
到着フロアの1つ下の階にセブンがあって、色々売ってたよ。バーバパパにも惹かれたけれど、キーホルダー型が欲しかったのでキティちゃんにした。日本でもキーホルダー型出して欲しい!
前回は空港MRTで台北まで出たけど、今回は一駅手前の三重駅で中和新蘆線に乗り換えます。路線図ではオレンジで表示される線で、行天宮、松江南京、東門なんかを通る、観光客も沢山お世話になる線です。
空港MRTから市内のMRT各線に乗り換える場合、台北駅で乗り換える人も多いと思うんだけど、空港MRTの台北駅は他のMRT駅からちょっと離れてるし、台北地下街は人も多いので、荷物が多いとちょっと大変かも。三重駅乗り継ぎなら楽チンなのでお勧めです。
今回のお宿は黑熊好眠站旅館(Hey Bear Capsule Hotel)。初めてのカプセルホテルです。
Heybear Capsule Hotel in New Taipei City
一人旅なので徹底的に宿泊費を抑える方向で、初めてカプセルホテルに泊まってみた。結論から言うと、めっちゃ快適だった。一人旅なら次も迷わずここにする。
場所は、台北橋駅の目の前。ここは台北市内ではなく、お隣の新北市三重区になるそう。立地イマイチかな?と心配したけど、価格・セキュリティ・駅からの距離でここに決めた。結果、立地も別に悪いとは思わなかったな。前回の松江南京はオフィス街だけど、こっちは生活感のある街。市内のアクセスはもちろん松江南京の方が良いけど、地元の人でにぎわうお店が沢山ある台北橋、結構好きだった。何より、2泊で3000円の価格は魅力的。最寄りの台北橋駅は三重駅から2駅なので、空港からも近いし。
1軒目(ウォーミングアップ):欧家荘
チェックインは15時からなので、荷物だけ預けて早速出かけます。
お腹が空いていたので、まずは、ホテル目の前のお店で乾麺?豚ひき肉の餡のかかった麺。ちゅるっとあっという間に食べられちゃう。朝食と言うより、ウォーミングアップ。台湾は、フラッと適当に入ったお店でもハズレ無く美味しいのが嬉しいね。
早速台北食べ歩き。小籠包と冷たいもの。
2軒目:百果園
この時期の台北に来たのは、百果園のライチジェラートが食べたかったからと言っても過言ではない。生ライチのジューシーさ、香りの良さをそのまま閉じ込めたジェラートは絶品…なのだけど、残念ながらこの時ライチは無かった。まだ出始めだったんでしょうね。安く大量に手に入る最盛期じゃないと、ジェラートになんてできないよね。しょうがない。過去に6月頭にライチジェラートを食べた事もあるので、年によってちょっとずれるんだと思う。
というわけで気持ちを切り替えて。マンゴーの妖精。変なメニュー名だよね(笑)これ、デフォルトではカットマンゴー+マンゴージェラート2つなんだけど、お願いするとジェラートの味を変更できる。片方をパイナップルシャーベットにしてみた。カットマンゴーもマンゴージェラートもパイナップルシャーベットも、間違いの無い美味しさでした♪
このお店、日本人以外のお客さんを見た事が無い気がするんだけど、台湾人も来るんだろうか…?
3軒目:阿琪師小篭包
観光客御用達の高級店から一転、超庶民派の小籠包屋さんへ。チーズ小籠包があるとの事で、是非食べてみたくて。
注文してから蒸し始めるので、待つこと数分。アツアツの籠が運ばれてきます。中からはスープと言うより、肉汁がたっぷり出てくる感じ。専門店の様な洗礼された美味しさは無いけれど、食べ応え抜群!何よりアツアツの小籠包をかじるとじゅわっと出てくる肉汁ととろとろチーズ、合わないわけがない…!ショウガやお酢たっぷりで、さっぱり感足して食べるのがお勧め。
一瞬屋台かと思う店構えだけど、一応店舗。そして、お姉さんがちゃんと手作りしてる様です。プレーンな小籠包1籠70元の安さもあって、ひっきりなしに地元の人が買いに来ていました。日常の一コマに小籠包があるの、良いなぁ。
4軒目:北門鳳李氷
百果園のライチジェラートが心残りすぎて、ライチアイスが食べられそうなお店へ。アイス屋さんらしからぬ外観で、通り過ぎてしまいそう。
もちろん、ライチ味。シャーベットかな。生ライチそのまま食べている様な美味しさ。冷凍ライチ食べるくらいなら、断然アイスが美味しいね。ここは一年中ライチ味提供している様なので、ライチシーズンじゃない時期にライチ欲満たすのにも良さそう。大満足。
店内は学校か何かの様に質素だった。台湾人らしきお客さんがちらほら来ていたよ。
5軒目:蘇杭點心店
本当はその前に「阿栄羊肉飯」へ行く予定だったのだけど、あいにくお店がお休みだった。祝日だったので仕方ない。羊肉飯の為に往復30分近く歩いて汗だくで、絶品小籠包を食べに向かいます。
外がとにかく暑いので、ビールが最高に美味しい。おつまみは台湾によくあるお皿に盛っておいてあるおかずから、龍鬚菜をチョイス。これ、食感も良くて味付けも美味しくて、とっても気に入りました。
ヘチマと普通のを半籠ずつにしてもらえないか頼んでみたんだけど、出来ないとの事だったので1籠ずつオーダー。だって片方なんて選べなくて…。計16個の小籠包を1人で完食したのだけれど、さすがに多かったわ。このお店の小籠包は上品であっさり味なので食べれたけど、そうじゃなければとても無理だったと思う。
ここで気付いたんだけど(気付くの遅いと思うけど)、小籠包の食べ歩きは一人旅向きじゃないわ。今日は夜も小籠包食べる予定だったんだけど、ここまでで合計24個食べてるし、正直ちょっと飽きてしまった。というわけで、方針を変えることにした(笑)
前回の台湾旅行で行った店舗はこっち。たぶんこっちの方が、大きい。
【週末台北03】台北食べ歩き。炒飯と小籠包とタピオカミルクティ
6軒目:于記杏仁豆腐
すでにアイスを3スクープ程食べているのだけど、外に出る度に冷たいものが欲しくなる。
このお店の杏仁豆腐味の雪花氷が大好き!
トッピングは色々有るんだけど、私は小豆が好き。ただ、小豆を選ぼうと思うと否応なしにタピオカとかまでついてきちゃって、かき氷も記憶よりだいぶ大きくて、さすがにトッピングまで全部は食べられなかった。雪山の様なかき氷の下に、たっぷりのトッピングが埋まってます。
台北駅周辺~寧夏夜市を散策
7軒目:脆皮鮮奶甜甜圈
揚げたてのドーナッツが美味しいと評判のお店。16時に揚げ上がるとの情報だったので、時間を合わせて向かってみると、大行列!
20分ほどでアツアツドーナッツをゲット。これすっっっごく美味しかった!!!サックサックで、フワッフワ!思わず笑顔になっちゃうような、優しい甘さ。ドーナッツ一つ買うのに20分ってちょっとばかみたいだけど、価値あるよ。
ここでちょっと小休止、台北地下街の目の不自由な方がやってくれるマッサージへ。
足ツボは40分で400元だったかな。やってくれた人、何年マッサージの仕事してるんだろう。指にめっちゃタコが出来ていて、そこでぐりぐりツボ押してくるから、悶絶ものの痛さだったよ(笑)もはや木の棒かなんかでやられてるのと同じでは!?って堅さなんだもん。喋りながら片手間とかで無く、真剣にマッサージしてくれるのでコスパ良いと思った。思いっきり地下街の通路だから、全く落ち着かないけどね(笑)でも、変に密室っぽいより痴漢とかの心配が無くて安心だと思った。台湾のマッサージでそういう事があるのかは知らないけど。周りは足ツボより肩周りもんでもらってる人のが多かったな。
同じく台北地下街で、MRTのショップを発見。色々グッズがあって可愛かったんだけど、中でも台湾ビールの悠遊カードに一目ぼれ!朝キティちゃん買ったじゃん。って思いつつ、買ってしまったよ。
これは可愛すぎるから、仕方ない(笑)なかなかお洒落なグッズが色々あるので、お土産選びに立ち寄るのもおススメ!
8件目:老虎堂(タピオカドリンク)
このブログ記事を読んで気になっていた老虎堂、台北駅の近くにお店があったので、行ってみた。
台湾で飲んだタピオカドリンクたち – 欲しがります負けたって
お店のお勧めは黒糖タピオカ+ミルク+クリームみたいだけど、胃袋的にクリームは無理だと判断。黒糖タピオカ+ミルクをチョイスしたら、タピオカが小粒になってしまった。よく分かって無かったんだけど、Pearl=小粒、Boba=大粒みたい。ただ、翌日飲んだクリーム入りがめちゃおいしかったので、行くならクリーム入りのがお勧め(笑)そしてタピオカは大きい方が、最初の温かさとかちゃんと分かって良い。やっぱり初めてのお店では、お勧めや人気商品をそのまま頼む方が良いね(笑)
注文+お会計を済ませてから、レシートに書かれた引き渡し番号で呼ばれるのを待つシステム。番号は掲示されるので、聞き取れなくても大丈夫。
並び始めてから受け取りまで、15分程度。黒糖タピオカが濃厚で、でも甘すぎず、美味しかった!お腹いっぱいのときは小粒の方が食べやすいかも。
9軒目:エリンギ屋台(塩烤杏鮑菰)@寧夏夜市
タピオカ食べつつ(飲みつつ?)、台北地下街から中山地下街を抜けて歩いて雙連駅へ。あ、途中でオークラに寄ってパイナップルケーキを買いました。前回の台湾旅行の際に夜市はあんまり行けなかったので、今回は夜市に行きたかった。確実に賑わってそうなところ…って事で、B級グルメの宝庫と噂の寧夏夜市へ。
コンビニでビールを調達して、いざ出発!
トイレマップもある。酒飲み的にはとてもありがたい(笑)台湾は各MRT駅に綺麗なトイレが必ずあるし、トイレ事情が日本に匹敵する良さだよね。そういう細かいところでストレスが無いのって、旅行全体での居心地の良さにつながってる気がする。
夜市入口すぐのところで、エリンギを焼いている屋台を発見。台湾の夜市のエリンギ、食べてみたかったんだよね。美味しいって言ってる人を、何人か知っていて。
たかがエリンギ、されどエリンギ、なかなかの行列。期待が高まる。
行列の間、焼いているのをひたすら眺めてると、丸ままの太いエリンギに切り込み入れて、直火(恐らく弱火)で結構時間かけてじっくり焼いてる。エリンギから出る汁で網が焦げ付くんだけど、丁寧に度々網を拭いてるし、エリンギが焦げない様にしょっちゅうひっくり返してる。焼き上がりにお醤油かな?刷毛でタレ塗って、乱切りにして、お好みのパウダー振って出来上がり。とにかくめちゃめちゃ丁寧に焼いてるのが良く分かる。これは美味しそうだ…!
味付けは6種類。エリンギ100元って意外とお高いな。観光客の多そうな夜市だし、場所柄も有りそうだけど。
源味(pepper)で頂きました。これめっっっちゃ美味しい!!最高!!エリンギってこんな美味しいの!?!?すっごいジューシーで、食感こりこりで、ほんと美味しかった。次から屋台で見かけたら絶対食べるわ。
エリンギつまみつつちょっと夜市をふらふらしてみたんだけど、お腹一杯過ぎて苦しいし、ものすごい人で歩くのも一苦労って感じで、半分も行かずに嫌になってしまった(笑)一旦ホテルに戻りましょ。
台北橋のローカル夜市・三和夜市を堪能
20:20頃、ホテルに戻って荷物を受け取ってチェックイン。ホテルの周り、結構大規模な夜市があるとのことだったので、とても楽しみにしていた。
上記地図の赤いラインに沿ってぐるっと探索。西側の文化北路は屋台っていうより露店?飲食店が出ていて、まぁまぁ賑わっている様子だったけれど、ザ・夜市って感じなのは東側の中央北路。食べ物から日用品までごちゃまぜで、士林夜市のローカル版って感じ。かなりにぎわっていたけど、寧夏夜市程は歩きにくく無くてかなり楽しい。
10軒目:快楽QQ球@三和夜市
いくらお腹が空いてないとは言え、何も食べずに黙々と夜市を歩くのは寂しい。というわけで、食べ歩きスナックを調達。
アツアツのサツマイモ団子?ポンデケージョに近いもちもち食感で美味しかったです。ちなみに、食べきれなかった分を翌日食べてみたら、堅くて噛めなかった…。熱いうちに食べきりましょう。
11軒目:口福鹽水雞 (?)@三和夜市
気になっていた鹽水雞のお店を発見!しかしここだけ店名をメモしてないし、googleマップで探しても出てこなかった。上の快楽QQ球のすぐ近く。場所的に、このお店↓かもしれない。
口福鹽水雞 (三重區)
好きな具材を選んで渡すと、塩ダレに和えてくれる。たぶんこの時、「要不要辛?」って聞かれた。「微辛」って言ったつもりが通じず、英語のできるおじちゃんが出てきて「スパイシー?」って効き直されたよ。「リトルスパイシー!」ってお願いした。
これはお持ち帰りで頂きます。
12軒目:蚵四海小吃@三和夜市
ここは夜市って言うか、普通に店舗だけど。牡蠣オムレツのお店。
店頭でたくさん作ってる牡蠣オムレツを指差して、そのあとその辺にぶら下がってる持ち帰り用ビニール袋を指差して、「牡蠣オムレツを持ち帰りで下さい」とアピール。少しは言葉覚えたいわ。
地元の人でにぎわっているお店でした。これも後で食べるべく、持ち帰ります。
コンビニでビールを買って、ホテルへ。シャワーを浴びてさっぱりしたら、共有スペースで晩酌だよー♪
食べきれなかった分のエリンギと、鹽水雞、牡蠣オムレツ。我ながら素晴らしいチョイス!全部超おいしかった。
特に鹽水雞。鶏ハツとかキンカン、大好きなんだよね。ブロッコリーやヤングコーンも、塩ダレとよく合ってて最高。黒っぽいのは豬血糕かな?初めて食べたけど全く癖は無く、もちっとしていてうま味も濃くて、すごく美味しかった。これ、熱い料理じゃないから冷めちゃうとか気にしなくて良くて、持ち帰ってだらだらつまむのに最適。最高の酒の肴でした。
この日は端午節。台湾では粽を食べる習慣との事だったので、どこかで買って来たかったのでだけど、腹具合的に断念w
最高のおつまみと共に缶ビール2本飲んで就寝。初日から沢山食べて満足ー♪♪
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【台北一人旅02】神頼みと港町散歩
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