スコットランドのアイラ島に、ウィスキー蒸留所巡りをしに行って来ました。というわけで、事前手配やらの覚書です。観光客を迎えるキャパが大きくないので、前もって色々調べて、しっかり手配してから行くのがおすすめ。
ものすっごく久しぶりのブログ更新だけど、海外旅行自体は去年の夏から再開していた。面倒くさくてブログ更新はサボっていたのだけど、今回の旅行は記憶が新しいうちにどうしても記録しておきたかったから、重い腰を上げました。どうにか旅行記完走したい。
アイラ島ってどんなところ?
アイラ島旅行手配の手順
1. アイラ島内の足・蒸留所何件回りたいかを決める
2. 蒸留所見学ツアーのスケジュールを確認
3. アイラ島内の宿の手配
4. 蒸留所見学ツアーの予約
5. 島までの足を確保
6. 出発前までに済ませたいこと
アイラ島ってどんなところ?
聞いたことすら無いって人もいると思うので、ごく簡単にご説明。
「Islay」と書いて「アイラ」と読む。スコットランドの西側のへブリーズ諸島の南端にある、人口3千人ちょっと、総面積600km2程度の島。だいたい淡路島くらいのサイズ感かな…淡路島に行った事は無いけど。淡路島には13万人近い人が住んでいる様なので、人口密度はだいぶ違う。
牧歌的というか、とにかく素朴でのんびりしたところ。これまでに私が訪れた地域の中では、モンゴルの次くらいに何も無い…という印象。
これと言ってメジャーな観光名所は無いけれど、ある界隈ではとても有名で、熱狂的ファンの多いアイラ島。そう、ウィスキーです。
数あるスコッチウィスキーの中でも、特にパンチの強いウィスキーが造られる事で有名。2023年8月時点で、小さな島内で9か所の蒸留所が稼働していた。
アイラのウイスキーはスモーキーで潮の香りがするのが大きな特徴。正露丸の様とも言われる個性的な香りが、ハマると癖になる。
どんなところか気になる人にはこの本がおすすめ。非常に短く読みやすい、村上春樹のアイラ島旅行記。
最寄りの大都市はグラスゴーなので、旅の拠点はグラスゴーが便利。ここからバス+フェリーか飛行機で行く。運転できる人は、レンタカーを借りて車ごとフェリーに乗る事も可能。もしくは、エディンバラやグラスゴー発着の現地ツアーを利用する手もある。
現地ツアーは検討しなかったので詳しくは知らないけれど、グラスゴーもしくはエディンバラ発着で、3-4日程度で車で蒸留所を巡る様。ざっと調べた感じ十数万~数十万と価格に幅があり、相場はよくわからない。アイラ島、現地での足の確保が結構大変なので、ツアー利用も楽で良さそう。
私が今回利用したのは、往路はバス+フェリー、復路は飛行機。
アイラ島旅行手配の手順
「手配の手順」って何よ??って感じだけど。ツアー利用でなく個人手配の場合にどういう順番で手配していくのが良と思うか、ざっくり解説。
各項目の詳細は後述します。
1. アイラ島内の足・何件の蒸留所を回りたいか決める
現地に行ってしまえば、その場で何とかなるよね。って場所じゃない。島内でどうやって動くか、事前に考えておいた方が良いと思う。
移動の選択肢は下記の通り。
・バス+徒歩
・自転車
・レンタカー
・カーチャーター
移動方法によってホテル選び、1日に回れる蒸留所の数、必要日数等、色々変わってくる。
2. 蒸留所見学ツアーのスケジュールを確認
蒸留所によって定休日が異なるのに加えて、時期によっては連休に入ってしまうことも。各蒸留所、特に絶対に外したくない蒸留所の定休日・休止期間は、旅行日程の確定前に確認することをお勧めする。
今回、ボウモア蒸留所の稼働停止(1週間程、見学不可)がお盆休みにかぶっていいたので、旅行日程を変更した。航空券を買う前に気づいてよかったけど、もし確認前に諸々手配していたら、ボウモアは諦めざるを得なかった。
また、ツアーによっては週に1度程度しか開催されないので、どうしても参加したいツアーがある場合にはそこも気にした方が良い。
3. アイラ島内の宿の手配
車無しでアクセスできる宿は多くないので、自分で車を運転する予定が無いなら早急に手配するのがお勧め。
また、宿によってはチェックイン/アウト不可日や最低宿泊日数などの制限があるので、旅行日程が確定する前に目星を付けた方が良い。
4. 蒸留所見学ツアーの予約
1回あたりのツアーの定員が十数名以下、かつ各ツアーは1日に1-3回程度しか開催されないので、2-3カ月前の時点でぽつぽつ埋まっていたりする。日程にゆとりがあれば直前手配でもどうにかなるけど、時間に余裕がない場合や、絶対に参加したいツアーある場合には、取り急ぎ予約した方が良い。ちなみに当日予約はまず無理。
島内をタクシーチャーターで回る場合には、自分でツアー予約取る前に車の手配をして、蒸留所の見学に関してはそっちに相談しても良いかも?利用していないので、そこはよくわかりません。
5. 島までの足を確保
島内の諸々の目途が立った時点で、往復の足を確保して日程を確定させましょう。アイラ島は常に風が強く、飛行機・フェリーとも欠航が珍しくなさそうなので、余裕を持った日程で手配する方が良いと思う。
例えばアイラ島から戻った日の夜の国際線で帰国、みたいなスケジュールはかなり心臓に悪いので、私なら絶対にやらない。
6. 出発前までに済ませたいこと
ここから先はそんなに急がなくてよいんだけど、出発までに済ませておきたいこと。主に食事の手配かな。
私が見た限り、ランチの予約は必要なさそう。ただ、夜は予約しないとどこにも入れないと思った方が良い。私はボウモアに7泊したので、初日の夜にお店に実際行ってみて、現地で数日後のディナー予約を取った。2-3泊しかしない場合は事前に行きたいレストランの予約はすべて済ませてから行くべし。
ボウモアにもポートエレンにもスーパーはあるので、食いっぱぐれるって事は無いです。ほかの町の事情は分からないけど。
さてここから、各項目について詳しく説明していきます。
1. アイラ島内の足・蒸留所何件回りたいかを決める
始めに、島内でどう過ごすか、ざっくりイメージしましょう。何日間滞在して、どうやって移動して、どれくらいの蒸留所を回りたいか。
アイラ島旅行で最大の問題は、島内の足の確保だと思う。路線バスが走っているけれど、本数は多くない。また、全ての蒸留所に路線バスでアクセスできるわけじゃない。流しのタクシーやUberは皆無。タクシー会社はあるものの、チャーター予約が優先されるので電話しても来てくれる保証は無いらしい。今回タクシーは使っていないので、実際は分からないけれど。
というわけで、現実的な選択肢としては…
★レンタカー(要事前手配)
利用していないし選択肢にもなかったので詳しくは知らないけれど、レンタカーの会社がある様。スコットランドでも飲酒運転は違法なので当然ながら試飲できないけれど、多くの見学ツアーでドライバー向けの持ち帰り用の小瓶を用意しているので、その場でのテイスティングは諦めて夜に部屋で飲むと割り切る手もある。ただし、全てのツアーで持ち帰り用小瓶が提供されるわけではない(希少なウイスキーは、転売が問題になったりするらしく、提供されないツアーもある)。また、ビジターセンターでのテイスティングに小瓶を用意している蒸留所は少数派だったと思うので、本当にウイスキーを楽しみに行くならあまりお勧めできない。
レンタカー利用の場合、島内のレンタカー会社は多くなさそうなので、グラスゴーやエジンバラで借りて、フェリーで行くのも手かもしれない。
★タクシーチャーター(要事前手配)
タクシー会社にチャーターを依頼(予約)しておいて一通り回ってもらう。これが一番楽かなと思う。
車なら、そして見学ツアーには参加せずビジターセンターでの試飲だけで良いなら、3日間くらいで島内の蒸留所9か所一通り回れると思う。
島内のタクシー会社は、Islay Infoによるとこんな感じ。
Bonnie Islay Taxis – mobile: 07903 568 724
Bowmore Taxi Service – phone: 01496 810 449 mobile: 07899 756 159
Bruichladdich Taxis – phone: 01496 850 271 mobile: 07899 942 673
Carol’s Cabs – phone: 01496 302 155 mobile: 07775 782 155
Dougie MacTaggart – mobile: 07474 686 367
Hughie’s Taxi – phone: 07737 491 429
Islay Taxis – phone: 01496 850 170 mobile: 07771 921 157
Islay Tours and Private Hire – mobile: 07474 686 367
Jims Taxi Bowmore – mobile: 07967 505 991
Lamb Islay Taxi – phone: 07846 055 399Islay Infoより。
★路線バス利用(+徒歩)
この旅で私がメインで利用したのは路線バス。一部の蒸留所を除くと、多くの蒸留所はバス通り沿いにある。「一部の蒸留所」というのは、キルホーマン、ブナハーブン、アードナホーの事で、これらはバス通り沿いではない。
バスの本数は少ないので、バス利用回れるのは1日に2か所(場所によっては3箇所)程度が精一杯。ツアー参加したいとなると、ツアー時刻とバスの時刻表とにらめっこしながら予定を組むことになる。
時刻表はこのサイトで確認可能。ほぼ時間通りに運航していて予定が狂うような事は無かった。路線がシンプルで分かりやすいし、VISAのタッチ決済で乗れるので簡単。逆に、タッチ決済が無い場合はどうやって運賃を払うのか謎。現金受け渡ししている人など見かけませんでした。手持ちのカードが対応していない場合、行く前に準備した方が良いと思う。
★レンタサイクル(要事前手配)
今回補助的に利用したのがレンタルサイクル。事前予約しておいて、ボウモアの町で借りた。
場所はここなんだけど、どう見ても一般の住宅で店舗など存在しない。不安になったけど、インターホン押すと出てきて自転車貸してくれます(笑)
アイラ島は非常に起伏が多いのだけど、電動アシスト付き自転車を貸してくれるので楽々。景色も良くて、サイクリングはかなり気持ち良かったです!…天気が良ければ。
ボウモアからキルホーマンまで(片道20km弱)自転車で行ったけど、行きは良かったけど帰りは土砂降りで大変だった。スコットランドは天気が変わりやすいことで有名で、アイラ島も例外ではない。朝が晴れていても、全く油断できない。100均で買って行った上下セパレートのカッパが大活躍でした。
アイラ島内のレンタサイクルは下記。
Islay Bike Hire (Bowmore)
Islay Cycles (Port Ellen)Islay Infoより。
2023年9月現在、Islay CyclesはHP見ると営業していない様な事が書いてあるのだけど、滞在中(2023年8月)、ポートエレンでレンタサイクルしたという日本人に会ったので、実際は営業しているのか、他にもポートエレンにレンタサイクル屋さんがあるのか…?詳細は謎なので、とりあえず問い合わせてみるしかないかも。
2. 蒸留所見学ツアーのスケジュールを確認
お目当ての蒸留所の休止期間が被っていないか、滞在予定の日にツアーの空きがあるか、予定を確定する前にまず確認した方が良い。時期によっては1週間休止でツアー開催も無し、という事もあり得る。また、現地の祝日とか、定休日の有無とか、諸々予め確認を。アードベッグ以外は、ウェブサイト上からツアースケジュールや空き状況が確認できた。アードベッグはメールでのやり取りが必要。
2023年現在、アイラ島で稼働している蒸留所は下記9か所。ポートエレンが復活すると噂があるけれど、現時点では稼働してなさそうでした。
Ardnahoe Distillery
Bowmore Distillery
Bruichladdich Distillery
Bunnahabhain Distillery
Caol Ila Distillery
Kilchoman Distillery
Lagavulin Distillery
Laphroaig Distillery
3. アイラ島内の宿の手配
宿泊施設はそれなりにあるけど、車が無いとたどり着けない場所も多い。島内で最も大きい町であるボウモアに泊まろうと思ったら、結構探すのに苦労した。
町から徒歩圏の宿が多くないことに加えて、Booking.comやHotels.comなどの予約サイトでは扱っていないところが殆どで、1件1件HPを見て空室確認…ができればまだ良い方。宿によってはメールでの問い合わせが必要。さらに、宿泊施設によっては「チェックイン不可日」「チェックアウト不可日」「最低宿泊日数」が定められている場合も多く、希望に合う宿を探すのが大変。
更に、我々はアイラ等に6泊7日の予定だったので、6連泊で空いている宿がなかなか見つからず…。最終的に、連泊で空いていた宿のチェックイン可能日に合わせるために、アイラ島入りを1日早めて7泊に変更。というわけで、島までの足の確保(=日程Fix)の前に、まず宿を探すのがおすすめ。
ちなみに私はボウモア蒸留所併設のボウモアコテージに宿泊しました。立地良くてで設備もきれいでお勧めできます。何より、窓からの眺めが最高!
私はIleachの宿一覧を見て探したんだけど、どうも情報が古い様で、掲載されているウェブサイトのうち半分以上アクセスできなかった。アドレスが変わったか、閉業したか…。
後から気づいたので参考にはしていないけど、Islay Infoにも宿が一覧になっていた。こっちの方が情報が新しそうかも??
4. 蒸留所見学ツアーの予約
ここまで来たら、後は並行に色々手配していったらいいと思う。日数が短くて余裕がない場合は、絶対に行きたい蒸留所のツアーは早めに抑えておくのを推奨。私が行ったときには、殆どの蒸留所で「本日のツアーは全て満員」と掲示していたので、「行けばその場で何とかなる」とは思わない方が良い。
どの蒸留所でも通常の見学ツアーでだいたい3杯くらい試飲できる。また、ツアー参加しなくても、蒸留所を訪れてvisitor centerで買い物+有料試飲を楽しむ手もある。自分のアルコール許容量も考えて、スケジュールを組むことをお勧めします。試飲で普段あまり見ないレアものを飲もうと思うと、カスクストレングスの事も多いので要注意。カスクストレングスとは、通常のウイスキーは加水してアルコール40%程度に調整されているのに対して、加水せずに50-60%のもの。
あと、バスで回る人は朝一のバスでツアーに間に合うか、ツアー終了後に帰りのバスがあるか、よくよく時刻表の確認を。時刻表と睨めっこしつつツアースケジュールを考える作業は結構頭を使う。
参考までに、私はツアー予約は1日1か所まで、7泊8日で6か所の見学ツアーに参加。残り3件はツアー無しで試飲と買い物だけした。1件1件結構ゆっくりできて、ちょうどよかったと思っている。
5. 島までの足を確保
島内での諸々の目途が立ってきたところで、往復の足を確保して予定を確定させましょう。休みの都合で旅行日程が決まってしまう人は別として、イギリスに向かう国際線の予約も、可能であればここまで待てると良い。
前述の通り、グラスゴーからアイラ島への行き方は「バス+フェリー」か「飛行機」の二択。
前者の場合バス4時間+フェリー2時間でざっくり一日がかりの移動。料金は計£30程度と安価。後者の場合はフライト時間は20分程度で、前後の空港との行き来を考えても半日もかからないくらい。料金は£100-150程度程度。
★バス+フェリーの事前手配
グラスゴーからバスでケナクレイグ港まで行き(4時間程度)、そこからアイラ島に2つある港のポートエレンかポートアスカイグいずれか行きの船(2時間程度)に乗る。ポートエレン行き、ポートアスカイグ行き、それぞれ1日2便程度。両者は路線バスで一時間程度の距離で、どちらに着いても問題ないので、スケジュールの合う方に乗れば良い。
フェリーは大型トラックや車も積み込めるそこそこ大きな船。人間だけならそんなに急いで予約しなくても乗れそうだけど、車のキャパは多くなさそうだったので、レンタカーごと乗る人は早めの予約推奨。
グラスゴーからキャンベルタウン行きのバスが、ケナクレイグを通ります。citylinkのサイトから簡単に予約できる。グラスゴーには沢山バス停があるけれど、「Glasgow Buchanan Bus Station」から出発するのでここを選んでおけば間違いない。途中から乗る事も出来るけれど、バスステーションから乗るのが分かりやすいと思う。
ケナクレイグからアイラ島までの船はCaledonian MacBrayneから予約可能。
ケナクレイグからポートアスカイグとポートエレンの2か所に船が出ているけど、どちらでもOK。
船があるからと言って丁度良い時間にバスがあるとは限らないので、スケジュールをよく考えて予約する必要あり。グラスゴー⇔ケナクレイグも、ポートエレン/ポートアスカイグ⇔ボウモアも、どっちもバスの時刻表は要確認。
車が無い場合、フェリーのチェックイン締め切りは出発10分前なので、30分くらい前に港に着くバスに乗ればOKかと。あんまり早く行っても、時間をつぶす場所は皆無です。
★飛行機の事前手配
グラスゴー⇔アイラ島間をローガンエアが小型のプロペラ機で1日2往復している。前述のバス+フェリーに比べると圧倒的に速いけれど、過去の日本語のブログや旅行記をいくつか見る限り、飛行機が欠航でフェリーに振り替え、というのをちらほら見かけた。アイラ島、風が強いので、プロペラ機はなかなか心許ない。。余裕を持った予定を立てる必要があると思う。また、私が乗った便は33席程でとにかくキャパが少ないので、早めに予約した方が無難。
予約はローガンエアのHPから簡単に出来る。
グラスゴーの街中⇔空港間は24時間一定間隔でバスが運行しているので移動は全く心配ないんだけど、アイラ島で路線バス移動を予定している場合はこちらもバスの時刻表を確認の上で予約しましょう。
6. 出発前までに済ませたいこと
ここまで済めば、ひとまず大枠は完了。より楽しむために、下記を必要に応じて旅行前に済ませておきましょう。
★夕飯のレストラン予約
夕飯は予約しなければレストランには入れません。
島内で最も大きな町であるボウモアですら、レストランは6件。私が行った時にはThe Harbour Innが営業していなかったので、実質5件しかなかった。さらに、そのうち1件はインド料理、1件は中華料理、1件はピッツェリア。いわゆる旅行者が求めるような、地元のものが食べられるレストランは2件だけ。
初日(金曜日)の夕方、夕飯よりかなり早めの時間にスコットランド料理2件とピッツェリアは覗いてみたけれど、「今日は予約でいっぱい」と断られた。行った時点では全くお客さんはいなかったので、早めに行けば何とかなるわけじゃないらしい。
The Lochside Hotel & Restaurant
The Harbour Inn
Peatzeria(ピッツェリア)
Golden Dragon(中華料理)
Taj Mahal Indian Restaurant(インド料理)
Bowmore HotelとThe Lochside Hotelは併設でバーがあるんだけど、そちらは利用していないので予約の可否(要否)は不明。どちらもぱっと見はかなり賑わっている様子だった。
ディナーで利用したのはBowmore HotelとThe Lochside Hotel1回ずつだけだったんだけど、日中蒸留所で飲みまくって夜にはかなり疲れていたので、正直スーパーで買って部屋で軽く済ませるくらいが私には丁度よかったかな。と言っても、1度くらいはレストランで牡蠣+ウイスキーを体験することをお勧めしますが。
★昼食のレストランの目途を立てる
スケジュールを考える際に、昼食をどこで取るのか考えておくことをお勧めする。というのも、殆どの蒸留所にはレストランは無く、蒸留所の周辺にも食べるところが無いことが多いから。気を付けないとランチを食べそびれて、空きっ腹にひたすらウイスキーを飲み続ける羽目に…。有料試飲のバーにも、たいていの場合スナックすら無い。
ちなみに、カフェやレストランが併設されている蒸留所は下記の3件だけ。
ボウモアには蒸留所併設のレストランは無いけれど、街中にあるので問題ない。ディナーは予約必須のボウモアホテルも、ランチならガラガラですんなり入れた。
これらの蒸留所を除いて、蒸留所周辺では何も食べられないと思った方が良い。よって、昼時には町に戻る、お昼頃にレストランのある蒸留所に行けるよう調整する、ランチを持参する、等の対策が必要。
★予習(笑)
全ての見学ツアーは当然英語で行われるのだけど、ツアーガイドが全員わかりやすい英語を話すわけでは無いです。というわけで、英語にそれほど自信の無い人は、説明をよく理解する為に、ウイスキーの製造工程と用語をある程度頭に入れておくとより楽しめると思う。
wikipediaにかなり詳しく載っていたのでお勧め。また、興味のある蒸留所については歴史とかもざっくりググっておくと良いかも。
しっかり事前準備をして、いざアイラ島へ!
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