【コモド島02】ロンボク島横断観光:プラマ社コモド島ツアー1日目
2016.04 コモド島一人旅02
事前に申し込んであったプラマ社のツアー、Hunting Komodo by Camera 01 2N 3D Lombok – Labuan Bajo Floresがいよいよスタート。初日はロンボク島西部のマタラムから東部の港までバス移動しながら、ロンボク島の観光。
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寝起きにシャワーを浴びたら、水だった。そういえばお湯が出るかどうか、予約時に確認しなかった気がする。不具合だったのか、スタッフに言わないと給湯機がOFFなのか、そもそもお湯が出ないのかは不明。一泊だけだし、裸になってから気付いたのでそのまま水を浴びました。服脱ぐ前に確認しなきゃだめだね。まぁ、目が覚めたので良しって事で。寒かったけど。夜浴びなくて良かった…。
朝ごはんは庭?中庭?で。
最低限の内容だけど充分です。
ツアーバスは11時にプラマオフィス(@マタラム)を出発するので、10時半頃までには着いていたい。ここから徒歩10分程度だと思うけど、念の為9時前には出発。
ロンボク島はバリ島のすぐお隣の島だけど、ヒンドゥー教が多数派のバリ島と異なり、インドネシアの多くの地域と同じ様にイスラム教が主流。モスクは他の建物と比べてとても華やかなので、かなり目立つ。
馬車は観光客向けじゃなく、生活の足。素朴で、のんびりした島。バリ島の観光客なれした雰囲気に飽きたら、こっちに来るのもありかも。私は、バリ島に飽きる日は来なそうだけど(笑)でも、たまにはこういうのも良いなぁ。
プラマ社のオフィスに到着。荷物は機内持ち込みサイズのキャリーだったんだけど、道がガタガタしていて思ったよりも時間がかかった。午前中だけど、日射しが強くて凄く暑い。
予約している旨を告げて、簡単に説明を聞く。ツアー参加者おそろいのTシャツも渡された。マタラムから乗るのは私だけの様で、他に客はいない。…他に参加者がいないって事は無いよね?
11時少し前に、大型の観光バスが2台来た。良かった、他に客がいないかも?なんて杞憂だった。既にスンギギで沢山客を乗せてきていて、ツアー参加者は私入れて18人だった。
観光バス2台分はいない気がするけど、ゆったり使えるようにって配慮だろうか?どのみちバスを輸送しなきゃいけなかったとか?
とにかく英語が出来ないので、ツアー参加にあたって、疎外感を感じるんじゃないかと正直かなり心配していた。楽しみな半面、凄く緊張しつつバスに乗り込んだ。
先に乗っていた人たち(全員、見るからに欧米人だった)に軽く挨拶をして、最後尾の座席へ。広々使えて良い感じ。思いの外小さな子供(小学校低学年くらいだろうか?)もいる。とりあえずみんな、感じは良さそうだ。何だかわからない言語で喋っているけれど。
この時の参加者は、私以外は全員ヨーロッパから来ていて、同じバスに乗っていたのはフランス人のグループ(家族数組?って感じで、子連れとか老夫婦とか)だった。もう一方のバスには、イギリス人グループ?(というか一人旅の集まりっぽかった。男女2人づつ)、ドイツ人カップルとか、北欧からの一人旅とか。アフリカ系っぽいイギリス人が一人いたほかは、全員いわゆる白人っぽい人たちだったけれど、既にさんざんバカンスを楽しんでいる様で、決して色白とは言えない黄色人種の私が、明らかに一番肌が白かった。ツアー終了時には逆転するけどね!(笑)
バリ島に行くとオーストラリア人が凄く多いんだけど、ツアー参加者に1人もいないのは意外だった。
ヒンドゥーとムスリムが共に祈る、リンサル寺院(Pura Lingsar)観光
バスはまず、ロンボク島最大の寺院(ツアーでこう言ってた気がするんだけど、後で調べたらそうは書いてなかった)、リンサル寺院へ。割れ門がバリ島っぽい。山の中に入って行くモチーフになっているらしい。インドネシアにも、山を信仰する文化がある。
この寺院、世界的にも珍しい、「ヒンドゥー教徒とイスラム教徒両方から信仰されている寺院」らしい。ガイド曰く「ヒンドゥー教の寺院だけど、ムスリムも仏教徒も皆ここで祈る」と。インドネシアの、そういうところ好きだわ。
左右の塔はそれぞれアグン山(左:バリ島にある火山)、リンジャニ山(右:ロンボク島にある火山)を表しているそう。
ガイドが水路の様な所で、「ホーリーイールがいる。見れたらラッキー。」と。茹で卵を刺した木の棒を突っ込んで、おびき寄せるらしい。ホーリーイールってHoly Eel??聖なるウナギ???いや、まさかね。聞き間違ったかな。と思いながら見ていると、本当にウナギだよ…。世界は広いな。ウナギを神聖視するところもあるのね。でもそういう、何でも崇めちゃうところ好きだよ。日本人だって狐だの何だの祭ってるもんね。
なお、私たちが見たのは聖なるウナギではない普通のウナギだった様で、出た出た!と結構盛り上がったのだけど、まぁプチラッキーってところかね?
寺院から駐車場に戻る途中、アザーンと思われる声が聞こえてきた。すぐ近くにモスクがあるみたい。そういえば、今日は金曜日だ。
ローカル屋台食べ歩きとナシチャンプルでランチ
続いて、ローカル屋台というか、露店の密集した様な所に立ち寄った。
ツアーってもっとバタバタするのかと思ってたけど、時間の使い方が贅沢で良い。結構のんびりさせてくれる。ここでおやつに(?)サテとご飯を食べる。
つみれみたいな魚のボールに辛いソースをかけたものを買って、バスに乗り込んだ。美味しいんだけど、辛い。こういう時、シェアする相手のいない一人旅は、ちょっと寂しいね。
そしていよいよ、お待ちかねのランチタイム!レストラン?なのか?屋根付きだけど屋外のスペースに、ご飯とおかずが並んでビュッフェ形式。
セルフナシチャンプルだね。ツアー中の食事は、基本的にほぼこのスタイル。どのおかずも癖が無く、ご飯に良く合っていて、凄くクオリティが高かったよ。ツアー3日間、食事が本当に美味しくて幸せだった。
ところで、私はジャガイモが3日続くと心底うんざりするんだけど、ヨーロッパの人たちは毎日米で飽きないのかな?
好きなおかずを好きなだけ取ったら、好きなところで食べる。この時は、たまたま隣にスコットランドから来たリチャードが座った。恐らく同年代くらいかな、わりと静かで優しい雰囲気の人で、ツアー中良く話しかけてくれた。ただ、申し訳ないのだけれど彼の英語は私には聞き取りにくくて、言ってる事が半分も分からなかった…。聞き返しまくっても結構話しかけてくれたので、凄く良い人だったんだろうな。
仕事でインドネシアに来ていて、休暇でツアーに参加していると言っていた気がする。たぶん。きっと。
乗船パーティー
バスは更に西へ向かう。コモド島やフローレス島はロンボク島よりだいぶ西にあるので、ロンボク島西部の港から船に乗るためだ。
なかなか見る機会の無い、ロンボク島の素朴な街の風景を眺めているうちに、ウトウトしていた…
港に到着して目が覚める。今日から2泊3日、お世話になる船だ。
私はキャビンを予約していたので、荷物を自分の部屋に運ぶ。キャリーケースで来てるのは私だけで、皆バックパックだった。キャリーでもそれほど困る場面は無かったけど。大きなスーツケースで来るのはやめておいた方が良いかも。
部屋は2段ベッドが入っているだけのスペースしかない。一人だったから良いけど、2人だったら荷物置く場所なんで殆どない気がする。
デッキで船についての簡単な説明を受けた後、出港かと思いきや一旦降りてPerama Traditional Dockingへ向かった。昔のボートが置いてあったり。それほど説明も無かったし、レクリエーションの為に行った感じだったけど。
おやつにピサンゴレン(バナナのてんぷら。インドネシアでは一般的)とお茶を頂く。
それから、皆で竹馬をやったり、何故かマカレナ踊ったり(笑)良く分からないノリだったけど、この時間にわりと皆打ち解けた感じだったので良かった。一緒に遊ぶと仲良くなる。大人も子供も同じだわ(笑)
私たちが遊んでいる横で、スタッフがせっせと魚を焼いてくれていた。
夕飯は昼間と同じで、ナシチャンビュッフェ。
焼き魚があるのは嬉しね!海に囲まれた島国だけあって、インドネシアでも焼き魚は一般的。日本のシンプルな塩焼きよりもちょっとスパイシーに味付けされていて、ビールが進む味。そういえば、この旅最初のビールだわ。
デッキで過ごす大人の時間
夕食の後は、いよいよ出港。この後は、いつ寝ても良いフリータイム。
船上ではビールしか入手できない事は調査済みだったので、私は何本かお酒を持参していた。
デッキで波の音でも聞きながら軽く呑みますかー。とデッキに行くと、さっきのリチャード含めイギリスから来た4人に、カードゲームをやるから一緒にどうかと誘われた。正直ルールも分からないし、会話についていけるか分からないし…と思ったけれど、チャレンジする事に。
4人のうちの一人、姉御肌のフランチェスカが、ルールを教えてくれた。彼女、ツアー中は英語の出来ない私を何かと気にかけてくれていたと思う。姉御!って思ってたけど、後からフェイスブック見たら1-2歳しか変わらなかった(笑)
ルールを教えてもらいながらやってみて、3回くらいやったところで別のゲームにしよう、と。えーやっと慣れてきたところなんですけど!笑
ゲームが変わる度に一から教えてもらいながら、3種類くらいやったかな。どんなゲームだったかも、勝敗も全然覚えてないけれど、凄く楽しかった事だけは印象に残っている。
彼らの持っていたラム酒を一緒に飲ませてもらって、私の持っていたウィスキーも皆で飲んで、何となくの英語でしゃべって、カードゲームやって。勇気出してツアーに参加してみて、本当に良かったなーと思いながら、初日の夜は更けていきましたとさ。
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