2016.04 コモド島一人旅00
コモド島一人旅の計画。
ロンボク島からコモド島を経由してフローレス島のラブアンバジョまで行く船旅ツアーの手配と、ラブアンバジョ拠点のダイビングショップ選定。
過去のインドネシア旅行一覧。コモド島以外にも、多彩な魅力が満載です。
【振り返り】過去10回のインドネシア旅行。ダイビングに遺跡に、多彩な魅力を再認識
コモド島リベンジ旅の決意。個人手配でコモドドラゴンもダイビングも!
旅行大好きダイバーなので、4月頭に池袋でやるマリンダイビングフェアに毎年足を運んでいて、写真展とか見ては「ここ行ってみたいー!」と妄想を膨らませている。確か2015年ころに、コモド島の写真が多かった時があった。雑誌で特集でも組まれてたんだろうか。(マリンダイビングは読んでない。)
で、どうしてもコモド島に行ってみたくなった。単純だ(笑)
日本からコモド島へ行くには、バリ島からフローレス島のラブアンバジョへ空路で行き、そこから船で行く方法が一般的。ダイビング目的の場合、クルーズ利用が最も多いと思うけれど、ラブアンバジョを拠点としたデイトリップも可能。日本人スタッフや日本語対応のショップは無いけれど、最低限の英語で何とかなると思う。どうせ海の中では喋れないし(笑)
2015年のお盆休みに、バリ島を経由してコモド島に行く計画を一度立てていた。しかし、ジャワ島東部の火山噴火の影響で、バリ島からラブアンバジョに行くフライトが欠航、結果としてコモド島行きは諦めた。この時の旅行記もそのうち書きたいな。ダイビングが大当たりで、結果オーライって感じだったんだよね(笑)
ともかく、一刻も早いリベンジを誓っていたので、2016年のGWは迷わずコモド島行きに決めた。
ダイビングがメインの旅行となると、誘える友達が結構限られる。コモド島は流れが速くて難しいポイントが多いって聞いた事があって、ダイバーでもビギナーはちょっと誘いにくかったのもあって(そういう自分もど素人だけども)、結局一人で行くことに。何人か声はかけたんだけど、予定が合わなかったりで、同行者は見つからなかった。
というわけで、コモド行きを諦めた2015年の夏から一年と空けずに、リベンジ旅が決行されたのでした。
個人手配の味方・プラマ社のツアーが面白い!ロンボク島からコモド島経由フローレス島への船旅
主目的はダイビングだけど、せっかく行くならコモドドラゴンも見てみたい。「コモド島」というと単体の島のイメージになりがちだけれど、実際には「コモド諸島」全域が海洋国立公園に指定されていて、コモドドラゴンもコモド島以外にもいる。ツアーはラブアンバジョから比較的行きやすい、リンチャ島に行く場合が多いらしい。でもせっかくだから、「コモド島」に行ってみたかった。深い意味は無いけれど、何となくね(笑)
当時、フローレス島ラブアンバジョから、コモド島に行くツアーをどう手配して良いかが、イマイチ分からなかった。旅行記読むと、現地でツアー会社に飛び込みしてたり、船持ってる人に直接交渉してたり、なかなかアグレッシブで小心者には勇気のいる方法が多い。うーん、とりあえず行けば何とかなるのか??
まぁ実際、ラブアンバジョに滞在する外国人の大半はコモド島ツアー目的なんだから、行けばどうにでもなるとは思う。ホテルのフロントにでも相談すれば、旅行社くらいは紹介してくれるだろうし。でも、ダイビングもするとなると自由になる時間はそれほど多く無いので、完全に行き当たりばったりは正直かなり不安。
と思っていたら、良いツアーを見つけた。
(2015年に計画した時は、不安だけど現地手配に賭けてダイビング以外は手配せずに行きましたが。そのあと良いのを見つけた。)
インドネシアの旅行社「プラマ」は、バリ島を旅行したことがあれば聞いた事のある人も多いのでは?シャトルバスなんかを運行している会社です。ツアーでなく個人旅行で行く場合、覚えておくと色々と便利ですよ!
Perama Tour :: Komodo Package, Bali, Lombok, Labuan Bajo Tours
日本語サイトも確かあるけど、凄く限定的な情報しか表示されないので英語で見る事をお勧めします。
上のメニューバーを見ると「Komodo Cruise」なるメニューがある。
カーソルを合わせると、コモドドラゴンを見に行くツアーが沢山出てくる!「Hunting Komodo by Camera」なんて、洒落た名前付けるよね。
詳細はサイトを見て欲しいんだけど、大まかにツアー内容はこんな感じです。
- Hunting Komodo by Camera 01:ロンボク島からフローレス島への2泊3日の船旅ツアー。途中コモド島に立ち寄り。
- Hunting Komodo by Camera 02:フローレス島からロンボク島への2泊3日の船旅ツアー。途中リンチャ島に立ち寄り。
- Hunting Komodo by Camera 0102:上記01と02両方に乗るツアー。4泊5日でロンボクからロンボク。コモド島とリンチャ島両方行ける。
- Rinca Explore:リンチャ島へのデイトリップ。
- One Day Komodo:コモド島へのデイトリップ。
- Exciting Komodo:2泊3日でコモドとリンチャに行く船旅ツアー。
- Explore Komodo National Park:2泊3日でコモドとリンチャに行く船旅ツアー。
- Rinca Komodo Tour:1泊2日でコモドとリンチャに行く船旅ツアー。
その下のPerama 115とか117っていうのは、所有してる船の紹介っぽい。
私が行った時より随分充実してる様な…?当時はデイトリップ系はあんまりなかった気がするんだけど。どのツアーもだいたい、途中いろんな島に寄ってシュノーケリングしたり、マンタポイントでシュノーケリングしたりが入ってる。6と7は立ち寄る島が違うっぽい。
ツアーの集合場所が空港になってるものも多いから、フライトさえ自分で予約すればあとは全部プラマ社にまかせちゃうのもありだね。めっちゃ楽に行けるじゃん…!
私の時はたぶんこんなに選択肢が無くて、1番のロンボクからフローレスへの船旅ツアーに参加でした。行きにバリ島を経由しなくて済むのも実は大きな利点。GWとかお盆休みとかは、バリ島行きの航空券の値段が跳ね上がったりするからね。ジャカルタ経由でバリに行くかロンボクに行くかで、値段が数万円違ったりする。
行きは東京からジャカルタ経由ロンボク島、帰りはジャカルタから東京のフライトをANAで手配(ジャカルタからロンボク島はガルーダ運航のコードシェアだけど)。帰国はラブアンバジョからバリ島のフライトと、バリ島からジャカルタ行きのフライトをそれぞれ別で手配。
ラブアンバジョからバリ島は朝一のLCC(朝一番の便はLCCでも経験上比較的遅れない)、バリ島で半日過ごして夕方にガルーダインドネシアでバリからジャカルタに飛びました。帰国便に乗り遅れたらシャレにならないので、そこはLCCはやめておいた。
Peramaのツアー:Hunting Komodo by Camera 01 2N 3D Lombok – Labuan Bajo Flores
私の参加したツアー内容について簡単に説明。
あくまで私の時は、もしくはこの記事を書くにあたって調べた時点では、なので、詳細は自分で確認して下さいね。あ、ツアー中は説明とか色々、全部英語です。ただ、客も大半は英語ネイティブじゃないし、インドネシア人スタッフだって英語ネイティブじゃないし、それほど難しい事は言われません。そんなに心配しなくて大丈夫かと。行く前はめちゃめちゃ不安だったけどね(笑)
ツアー中は殆ど船に乗りっぱなしだけど、島と島の間を航海するのでそれほど揺れないんじゃないかと思う。私が乗った時には、殆ど揺れてなかった。よっぽど酔いやすい人以外はそれほど気にしなくて大丈夫じゃないかな。ずーっと島の近くを移動するので、携帯の電波もほぼ入ってたよ。
行く前は色々と不安だったけれど、結果的にはめちゃめちゃ楽しい船旅になったので超お勧め!!
大まかなツアースケジュールはこんな感じ。
1日目:ロンボク島のスンギギもしくはマタラムにてバス乗車。ロンボク島を観光しつつ島の東部の港へ向かい、乗船・出港。
2日目:途中何箇所か島に上陸し、シュノーケリングしたり夕日を眺めたりしながら、コモド諸島方面へ向かって航海。
3日目:コモド島トレッキングでコモドドラゴンを見て、コモド島のピンクビーチでシュノーケリング。その後、夕方前にラブアンバジョに到着して一旦下船。夜には船に戻って、新たに帰りの船に乗る人も交えて乗船&下船パーティー。ここで下船する人は船を降り、夜には船は出港。
ちなみにツアーは毎日出港するわけじゃないので注意。ツアーの説明ページの「Book Now」をクリックすると出港日を確認できます。
例えば2019年のGWなら、GW初日に日本を出発すれば4/28発のツアーに参加できそう。行きは飛行機でフローレスに行って、帰りを船旅にするのもありだね。
価格はキャビンが3,300,000Rp、デッキが2,200,000Rp.。ルピアはケタが多くて分かりにくいけど、それぞれ3万円と2万円くらい(超アバウト)。
これ、何が違うかというと、キャビン(個室)で寝るかデッキで雑魚寝か。あと、キャビンだと飲み物とかタオルとかちょいちょい色々付く。予算によって選んだら良いと思うけど、デッキだと朝晩ちょっと肌寒いかも?あと、貴重品の管理とかは個室のが楽だと思う。部屋は基本2人部屋で、私は1人で占拠できたから着替えとか貴重品管理とか色々楽だった。満室だったら、誰かと相部屋にされるのかな?それだと、かえってデッキの方が気が楽かもね。その場合、着替えはトイレ兼シャワー室でする事になるんだと思う。
私はキャビンを選んだけど、PAYPALでドル建てで払ってて255ドル。日本円で3万円くらいなので、今と値段はおんなじくらいかな。.
船にはトイレ兼シャワー室が付いているから、シュノーケリング後もちゃんとシャワーが浴びれる。もちろんお湯は出ないけど、寒がりの私でもそれほど気にならなかった。食事は3食付きでビュッフェ。朝食はパンと果物、昼・夜は御飯とおかずのインドネシア料理。ただ、癖が無く辛くも無いので、よっぽど好き嫌いが無い限りはそれほど困らないんじゃないかな。船内で缶ビールが200円くらいだったかな?意外と良心的な値段で買えた記憶。温かいお湯とかももらえたと思う。水も付いたはずだし、ビール以外の冷たいドリンクももちろん買えた。船旅はなかなか快適です。
私が申し込んだときとはシステムがちょっと違ってそうだけど、基本的にホームページから簡単に申し込めると思う。申し込み時に確かロンボク島のスンギギから乗るかマタラムから乗るか選んだ。スンギギはリゾート地、マタラムは街中で、マタラムの方が空港からは近い。ツアーの始発はスンギギで集合時間はマタラムの方が遅いので、このツアーの為だけにロンボク島に泊まるなら、マタラムに泊まってマタラムから合流する方が楽だと思う。せっかくだからロンボク島のリゾートも楽しむなら、スンギギ泊になると思う。コスパの良いリゾートホテルもあるから、時間があるならお勧め!
サントーサ ヴィラ アンド リゾート (The Santosa Villas & Resort) -スンギギ-【 2019年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
コモド島ダイビング、個人手配・デイトリップならFlores diving centre がお勧め!
フローレス島のラブアンバジョを拠点にコモド諸島の海を潜っているショップはいくつもあるけれど、探しても日本語対応してくれそうなショップは見つけられなかった。英語対応のショップを使うしかないらしい。海外ダイビングの経験はあれど、それまでは日本人スタッフのいるショップでしか潜った事が無かった。言葉の壁もそうだけど、機材のサイズとか、ダイビングスタイルとか、全然合わなかったらどうしよう。ブリーフィングが全く理解できなかったらどうしよう。と、本当に不安だった。けれど、結果的には完全に杞憂でした。
ダイビングショップは、トリップアドバイザーで評判の良さそうだったFlores diving centreを選んだ。ここ、本当に良かったので、全力でお勧め。ブリーフィングは図解と身振り手振り付きで本当に丁寧。ガイドも、大物(カメ、サメ、マンタがしょっちゅう出てくる)ばかりでなくウミウシとか小魚まで、ゲストの反応見つつなのか的確に教えてくれる。カメラを持っているゲストは私だけだったけど、結構あれこれ教えてもらって凄く楽しかった。
欧米人サイズしかないのでは?と心配していたウェットスーツやレンタル機材も、日本人にぴったりのサイズがちゃんとあった。めちゃめちゃ小柄で華奢な人には大きいかもしれないけど、標準的な日本人はそれほど困らないと思う。
IT’S MORE FUN WITH US! – flores diving centre
航空券、プラマ社ツアー、ダイビングショップ、フローレス島とロンボク島前泊のホテルを予約したら、いよいよコモド島への冒険の始まり…!
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